給食現場で実際に活用されているシステムを学生に学ばせたい
昭和女子大学
栄養士養成校での導入事例
栄養士・管理栄養士を養成する大学の授業で「メニューデザイナーNEXT」をご活用いただいております。
今回は昭和女子大学様(https://univ.swu.ac.jp/)健康デザイン学科の不破眞佐子准教授と管理栄養学科の佐川敦子准教授にお話を伺いました。
左:食健康科学部 健康デザイン学科 不破 眞佐子 准教授
右:食健康科学部 管理栄養士学科 佐川 敦子 准教授
導入の目的をお聞かせください
平成13年に栄養士養成施設指導要領が改正、その基準事項に「栄養評価及び情報処理のためのコンピュータ」が追加され、 「本物(栄養・給食現場で活用されている栄養・給食管理システム)を学生に知ってもらい学ばせたい」という本校の意向に一致したソフトムの栄養・給食システム(当時:メニューデザイナー)を導入しました。
導入してどのような効果を感じられましたでしょうか
栄養士・管理栄養士養成校として、献立作成や発注業務を手作業で体験させ、業務の仕組みを学ばせることは重要ですが、 これをシステムで行わせ、業務の省力化を学ばせることも同じくらい重要です。
今回導入しましたソフトメリット.NETの後継システム「メニューデザイナーNEXT」は全国の栄養・給食現場で働くプロの栄養士・管理栄養士が利用するシステムですので、 栄養・給食管理の作業効率が大変よく、利用した学生の視野(気づき)が広がっていることを実感します。
学生に個別IDを割り当て、自由に活用できる環境を整えた点もよかったです。
メニューデザイナーからソフトメリット、メニューデザイナーNEXTへ順次更新してきましたが、最近では帳票類が一般的なPCソフトで編集できるようになり、作業効率が上がり、活用の幅が広がったと感じています。
授業ではどのように利用していますか
給食実務論実習および給食経営管理実習で「メニューデザイナーNEXT」を活用しています。
授業では決まったテーマを基に、学生ごとに献立作成を行います。栄養価、食事の予算原価、食事全体のバランスや前後に提供する食事などを意識できる画面設計になっており、実際の給食現場で意識するポイントが押さえられていると体感しています。
献立作成の後には、発注表を作成しています。帳票データが共有できるため、学生は事務管理の効率化、合理化を体験でき、時代に見合った給食運営の情報管理のIT化を学ぶことは重要であると実感しております。
また、授業以外でも「メニューデザイナーNEXT」の利用を学生に開放しており、学外実習での予習・復習や、料理やお弁当などの商品化を検討するプロジェクト活動等で自主的・自発的に学生が活用しており、感心しています。
ソフトムに今後期待することをお聞かせください
栄養士・管理栄養士養成校は、社会で活躍する栄養士の基礎固めを行う施設だと考えております。
実際の栄養・給食現場でのシステム活用とは異なる、栄養士養成目的のシステム活用になりますが、本校の授業に合わせた活用方法をソフトムから支援いただき大変感謝しております。
今後も様々な拡張機能や新機能があるという事なので、ICTを自由に使いこなすためのサポートツールとして、未来の栄養士が社会で貢献するためのITソリューションをソフトムには期待をしています。
特に、コロナ禍の感染拡大により、大学では遠隔授業やハイブリッド授業(対面とオンラインを組み合わせた)等を実施することになりましたがアフターコロナにおいても、この傾向は一部継続されると考えられ、さらに効果を最大化させる環境整備の取り組みも必要と感じております。
クラウド版「給食・栄養管理システム」のサービスを開始されたとのことですので、こちらも検討していきたいと考えています。
また、企業様の求める栄養士像や栄養・給食業界における過去・現在・未来の課題情報をソフトムからいただくことができ、引き続き良きパートナーとしてお付き合いをお願いいたします。
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