ソフトム通信 第3号 ネットワーク化にあたっての技術面
いつも大変お世話になっております。
8月というのに長雨が続いておりますが、皆様におかれましては変わらずご壮健のことと存じます。
前回、「給食管理システムソフトメリット.NET」のネットワーク活用のご紹介をいたしましたが、今回はネットワーク化にあたっての技術面のご紹介をさせていただきます。
まだICTが今のように発展する以前は、ネットワークを組んでも、実現できるシステム範囲が限定的でした。
なぜならネットワーク化をはかるための技術が不足していたからです。
当時できたことは、本部・拠点間でデータを手動で送受信してデータを共有することでした。
この場合はタイムラグがあり、リアルタイムで情報を共有できる環境にはありませんでした。
特に拠点の状態(献立作成や原価管理、仕入状況等)をすばやく把握することに問題点が残っていました。
このような問題点を解決するソリューションとして「仮想化」という技術が発展しました。
「仮想化」技術は多くの用途があるのですが、給食管理における情報共有ソリューションとして「アプリケーションの仮想化」が最適です。
■「アプリケーションの仮想化」とは?
・データセンターや会社のサーバルームにサーバを設置し、その中に給食管理システムをインストールする。
・本部、拠点のパソコンにはシステムをインストールせず、サーバ上のシステムに接続して使用する。
・よって本部-拠点間で献立データ等の実データは送受信せず、画面イメージだけの送受信になるためネットワークトラフィックも軽減でき、快適に使用できる。
上記のような技術になります。
このソリューションによって、会社としてデータをリアルタイムに共有できるようになりました。
たとえば本部で作成した献立を拠点にモデル献立として提供する、拠点で作成した献立の原価を本部で確認、アドバイスをする、拠点の仕入金額を日次や週次で確認して予算オーバーしている場合は月途中で軌道修正をする、等です。
当社の「ソフトメリット.NET」は上記の仮想化にも対応し、導入実績も豊富にございます。
手動でのデータ送受信操作が不要で、リアルタイムにデータ共有できる給食システムのネットワーク化についてご興味がございましたら、ぜひご協力させていただけましたら幸いです。
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