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2020.10.29

ソフトム通信 第54号 栄養3・3運動

いつも大変お世話になっております。
今回は「栄養3・3運動」をテーマにお話しさせていただきます。

今年は新型コロナウイルスの影響により発令された行政の外出
自粛要請から、テレワークなどのリモートワークが普及し、食生活にも大きな影響を及ぼしているようです。

職場にいると決められた時間に摂る食事習慣が、在宅の場合、
自身の裁量で食事ができる反面、つい食べ過ぎてしまったり、
逆に食事を摂らずに過ごしてしまったり、人の目がないからこそ食生活の自己管理は大変です。

そして、生活習慣病と食生活の関係は非常に深いものがあります。

生活習慣病を予防したり、重症化を抑えたり、改善するために
食生活に注意を払うことは、これからの健やかな毎日のためにとても大切なことなのです。

そこで食事の栄養バランスを取る大切さが出てきますが、栄養
バランスを取るということは難しく感じるかもしれません。

このバランスが簡単に取れるよう基本的な食生活のあり方をわかりやすく簡単に示しているのが「栄養3・3運動」です。

「栄養3・3運動」の「3・3」は「3食・3色」を意味しています。
「3食」は、朝食・昼食・夕食の1日3回の食事で、「3色」は毎食「3色食品群」の食品をそろえて食べることを勧めています。

「3色食品群」とは、食べ物に含まれる栄養素の働きの特徴により、
「赤色の食品」「黄色の食品」「緑色の食品」の3つに分類したものです。学校給食などではお馴染みの分類かと思います。

・赤色の食品…肉、魚、卵、大豆、牛乳など
「身体をつくるもとになる食品」

・黄色の食品…ご飯、パン、いも、砂糖、油など
「エネルギーのもとになる食品」

・緑色の食品…野菜、海藻、果物など
「体の調子を整える食品」

例えばお昼にカルボナーラスパゲティを食べる場合、スパゲティの
「黄色」、卵やチーズの「赤色」が取れます。そこへ「緑色」のサラダなどの副菜を添えると栄養バランスが良くなります。

24時間利用できる手軽なコンビニエンスストアで食事を購入する際も、
この3色のバランスを意識して商品を選択すると栄養バランスが整いやすくなります。

食欲の秋、つい食べ過ぎてしまいそうな季節ではありますが
「栄養3・3運動」をクライアント様に紹介するなどの取り組みをされては
いかがでしょうか。

ソフトム通信では様々なテーマの情報をご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

【参考情報】
・厚生労働省e-ヘルスネット「栄養3・3運動」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-001.html

・自治体 岡山県倉敷市の取り組み「健康くらしき21」ポータルサイト
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/item/121279.htm