メディア

2020.11.30

ソフトム通信 第55号 SDGs(エス・ディー・ジーズ)

いつも大変お世話になっております。
今回は「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」への取り組みをテーマにお話しさせていただきます。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す
国際目標が決められました。

具体的には17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
“誰ひとり取り残さないこと”を目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき目標で構成されているのが特徴です。

この17の目標のうち、食に大きく関わりがあると思われる目標は「12.つくる責任 つかう責任」です。

大量生産・大量消費から脱却し、人や環境にやさしい持続可能な消費生産パターンを実現するために設けられた枠組みです。
具体的な詳細項目には、資源の効率的な利用、廃棄物の発生防止・削減などが挙げられ、食品産業にも関わりの深い食品ロスも取り上げられています。

日本でも政府や企業で様々な取り組みを実施しています。

以下は具体的な取り組みの一例です。

・日本政府
「食品ロス削減推進法」食品ロス削減の定義や政府の基本方針が定められており、食品ロスの削減について、国や地方公共団体には取り組む責務があり、事業者には積極的に取り組むように明記。

「ジャパンSDGsアワード」SDGs達成に向け政府が「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部委員会」を創設。
SDGs達成に取り組む企業や団体を毎年公募し、表彰している。

・消費者庁
クックパッドと連携し、独自のアカウントで野菜の皮や残ったおかずを食べきるためのレシピを公開。

・株式会社コークッキング
運営するサイト「TABETE」は、食品ロスが発生しそうな飲食店や中食店と、それを食べたいユーザーをマッチングするフードシェアリングサービスを実施。

このように、SDGsでは本業ビジネスを通じて儲けながら世界を変えていこう、という発想の大きな転換があります。
ビジネスの力、お金の力を使って世界を変えていこうという現れでもありSDGsの可能性を感じる部分であります。

当社もこの取り組みとしてSDGs推進私募債を通じてこの一部をユニセフへ寄付しております。
また、お客様への支援(食品ロス対策支援、健康増進等)を通じ、SDGsに貢献をしていきたいと考えております。

お客様より「こんな取り組みをシステムで実現したい」などございましたらご提案させていただきます。

ソフトム通信では様々なテーマの情報をご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

【参考情報】
■外務省「JAPAN SDGs Action Platform」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

■2030 SDGsで変える「SDGs(持続可能な開発目標)とは何か?17の目標をわかりやすく解説」
https://miraimedia.asahi.com/sdgs-description/

■FoodCrip「持続可能な社会を実現するSDGsとは」
https://foodclip.cookpad.com/4388/