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2017.11.28

ソフトム通信 第10号 食育

いつも大変お世話になっております。

今回のソフトム通信のテーマは、「食育」です。

平成17年の「食育基本法」成立後、教育現場をはじめ、地域や企業主催のイベントなどでも「食育」への取り組みが積極的に行われるようになりました。

食育基本法が制定された背景には、不規則な食事の増加やそれによる生活習慣病 の増加、また伝統ある食文化の喪失などがあげられています。

上記の背景を受け、「『食』に関する知識と『食』を選択する力を取得し健全な 食生活を実施することが出来る人間を育てる食育を推進すること」が定義として謳われております。

しかし、具体的な活動内容は同法で定まっておりません。
よって食事の提供を行う事業者や公共団体ごとに食育への取組み内容も様々です。

教育機関ですと、地元食材や郷土料理を取り入れた献立、作物の栽培から収穫・ 喫食、食習慣の大切さを学ぶ授業などが挙げられます。
食事提供事業者においては、給食受託の際に、他社との差別化を求められる提案 題材として「食育」が上がって来ているのが現状です。

食育の事例としては、下記が挙げられれます。
・食堂で生活習慣病予防の栄養指導
・食育セミナーの開催
・幼稚園で園児のご家族向けに食育リーフレット配布
・マナー講座の実施
・調理現場の見学会

食育というと教育機関から子供達への教育が重視されておりますが、我々大人か ら子供達へ「食の大切さやマナーを教えること」も重要ではないでしょうか。

給食運営されているお客様と幅広く情報交換させていただければ幸いですので是非お気軽にご連絡、ご相談等お問い合わせ下さい。

参考
・食育基本法・食育推進基本計画等 -農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kannrennhou.html